今日のルノルマン・カード こちら

2024年 春分の日

3月20日春分の日を迎えました。占星術では、12星座の始まりである最初の星座[牡羊座]に太陽が入る日のことで、春分の日は一年の始まりを示すとても特別な日です。

そして、昼と夜の長さが同じになり、春分の日を境に昼が徐々に長くなっていく季節の節目となる日です。

英語では「Vernal Equinox Day 」春の昼夜等しい日、「The first day of Spring」 春の最初の日などといわれるようですが春の最初の日という響きがとても素敵に感じました。

今日の天候は荒れ模様で嵐のようでしたが、アンデルセン童話の「年の話」というお話そのもののようでした。

春が来た!」というスズメたちの声が響いてきたその時、南の方からコウノトリが二羽飛んできましたその背には、かわいらしい男の子と女の子を乗せていました。二人は冬の老人のところに行き、あらためてご挨拶をしました。そのとたんに、どんよりと重たい湿っぽい霧がすべてのものを包んで、あたりの景色は見えなくなりました。やがて風が出てきて空気が動き始め、激しい勢いで霧を追い払うと太陽があたたかくさしてきました。冬の老人はいつの間にか消えて、春のかわいらしい二人の子供が年の王座に座っていました。

春の最初の日、一年の始まりの日を境に、どのような変化があるのか?

また、この一年のテーマについてルノルマン・カードに聞いてみました。

左から【コウノトリ】【指輪】【花束】【カギ】【鎌】のカード

中央の【花束】のカードは春分の日の今日を表しています。

左側の2枚のカード【コウノトリ】と【指輪】は、春の最初の日を迎えるまでの様子です。

カードはすごいなぁと改めて感心しましたが、「年の話」のストーリーと同じく二羽のコウノトリが未来に向かって飛んでいます。【コウノトリ】のカードが持つ時期の意味には、春分、秋分などの季節の変わり目というものがあります。

コウノトリには、毎年同じ時期に戻ってきて同じ場所に巣を作るという定時性があり、自然のサイクルや季節が巡ることを表しているようです。

また、コウノトリは身辺の変化を知らせる空の使いでもあります。これまでは当たり前のように繰り返してきた習慣や、考え方、意識の見直しをして、改善、改革をしていく必要があるかもしれません。

【コウノトリ】には、他のことをする必要がある抜け出すという意味もあります。

今日のこの節目のタイミングは、私たちへの贈り物のように届いた【花束】なのかもしれません。

右の2枚のカード【カギ】と【鎌】は、これからの変化の様子です。

始まりのシンボルである【カギ】は、新しい展開や新たな道や可能性を開くカギとしてあらわれます。

春にまいた種を大切に育て実らせて【鎌】が示すように収穫の時期を迎えることが出来ると伝えています。

では【カギ】が示す重要なこと、打開策、解決策とはどんなことでしょうか?

おとぎ話ルノルマンにこれからのテーマとして聞いてみました。

【棺】のカード 終わらせるべきものを終わらせることを許可する

【棺】のカードは、終わりや破綻することを表します。過去の執着を捨て新しく生まれ変わるような精神面での変容を促しています。カードの絵柄の「長靴をはいた猫」は、ちっぽけなわずかな遺産しかもらえなかった若者が、知恵と工夫で大きな財産を手に入れるお話です。

親から譲り受ける遺産を享受するよりも、知恵と技術を身につけて自分で手にした財産の方がずっと価値はあるという教訓を示しています。

考え方を変えることでここからの未来が変わることをカードは伝えてくれています。

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