新幹線が止まって母が帰れなくなったことにどんな意味がありますか？
2月12日から数日間の予定で、関西から母一人でやってきました。少し認知症の症状が出る時がありますが、足腰はまだまだ丈夫です。長旅で心配でしたが、母の強い希望でもあり最後の機会になるかもと思い、この旅行を計画しました。母は実家で一人暮らしをしていますが、この数日間は、娘である私に頼りっきりでパラダイスのようだったと思います。帰りたくなさそうでしたがそういうわけにもいきません。16日の15時すぎ、新幹線の下りのチケットを買ってから喫茶店で休憩していました。時間になり改札を通ってホームに着いたところで構内アナウンスが。「上下線ともに運転見合わせ」「再開のめどは立っていません」「かなりの時間がかかる模様」─ 翌日に帰ることに決めて自宅に戻りました。もう一泊することになって何だか母は嬉しそうに見えました。この度の新幹線の運転見合わせは3時間ほど続き、12万人に影響が出たそうです。
新幹線が運転を見合わせたという物理的なことではなく、そのことで何か見えてくることや考えなくてはいけないことがあるように思えてルノルマン・カードに聞いてみました。『船』は電車や飛行機などの乗り物を表します。今回は新幹線のことを示しています。また、人生の変化や進路について再考すべきだと告げています。『本』は思慮深さ、学ぶべきこと、明かされていない考えについて示しています。中央の『家』のカードは、家庭やそれらを取り巻く環境のこと、これからの人生や暮らしがテーマとなるようです。『星』は人生の長期的な計画の見直しや目標や指針について、新しく始めること＝『子供』が必要だと伝えています。『子供』は依存も表すので、お互いの依存心に気をつけて考えていかなくてはいけないと感じます。
新幹線が止まって帰れなくなったことについて、母にとってどうだったのかタロットカードに聞いてみました。物質的に満たされて満足している母の姿のようです。一日でも長く、娘が自分のために食事の支度や身の回りの世話をしてくれることに幸せを感じているのでしょう。もう一泊することに決まった時、少し嬉しそうに見えたのは気のせいではなかったようです。
今日も未来につながる充実した一日になりますように。