【コウノトリ】は身辺の変化を知らせる空の使いといわれ、環境の変化や変容、動きを表します。ですが、実際のコウノトリの行動には定時性があり、毎年同じ時期に戻ってきて同じ場所に巣を作ります。コウノトリはヘブライ語で『信頼できるもの』の意味があり、定時性の高さでは信頼できるというのも納得です。【コウノトリ】のカードは、どんなものが運ばれて何が変化していくと伝えているのでしょうか?中央の【キツネ】のカードは、良い意味では頭の良さ、悪い意味では狡賢さを表します。キツネは捕食した餌を穴を掘って保管し、分割して食べる習性があります。用心深く計画性があって生き延びる術をもっているのですね。そして最後の【山】のカードは、障害や試練、頑固さを示しています。今まで通りの定時性や計画性を頑なに変えないで押し通そうとすると、立ちはだかる苦難の山となってしまうかもしれません。これまでの習慣や考え方を見直したり、古いものを変えていこうとする行動が、虹の方へ飛んでいるコウノトリのように、すんなりと山を越えていけることに繋がるかもしれません。
この乙女座の新月のテーマは?
乙女座の新月でのテーマをおとぎ話ルノルマン・カードに聞いてみました。同じく【山】のカードがでました。『鏡よ鏡─真実を映してください』といっているように見えました。見たくないこと、逃げていること、見て見ぬふりをしていること、過小評価または過大評価していることなど、本当の姿、等身大のありのままを見ることが必要だと感じました。
今日も未来につながる充実した一日になりますように。